たのくんコラム

ビジネスマナーの基本を紹介していくよ♪

席次って難しい1(応接室・会議室・和室)


会社にお客さんがやってきた。


「花子さん、お客さまを応接室にお通しして」


はーい、と応接室にお連れしたのはいいけれど、 どの椅子にお掛けいただいたらいいんだろう…。


えーーい、


「どうぞ、どうぞ。どこでもお好きな席にお座りください」


は、花子さん、それはダメだよ…。


座席の順序は「席次」といって、これを間違えると失礼に当たるんだ。 どこが一番いい席=「上座」になるのか、そして「下座」はどっちか、きちんと押さえておこうね。


基本的な席次の考え方

・入り口から遠いほうが上席
・窓に近い席、いい景色が見える席が上席
・一人掛けの椅子よりソファーのほうが上席


応接室

応接室では上座はドアから一番奥だったのに対し、会議室では中央の席が上座。お客さま側と同様に自社側も上司が中央に座るんだよ。


和室

和室の席次も入口から遠い側の中央が上座。床の間があると、そちら側がよい席のほうだとわかりやすいね。


来客として応接室などに通されたときは、「どうぞお掛けになってお待ちください」と言われていたら掛けて待つ。でも、相手側の人たちが入室するまでは着席せずに立って待つのもいいよ。どちらにしても「どうぞ」と言われてから座るのがスマートだよ。