たのくんの間違えやすい敬語講座

間違えやすい敬語を紹介していくよ♪

「謝り言葉」を使い分けよう!


円滑な人間関係のために大切なのは、お詫びやお礼をする場面になったときに、誠心誠意、気持ちを伝えることだね。特に、こちらに落ち度があってお詫びするときは、正しい言葉で謝ろう。


さて、君は誰かに謝るとき、どんな言葉を使ってる?今回は、謝るときによく使うフレーズについて解説するよ!


・ごめんなさい

「ごめんなさい」は、自分の失礼・非礼に対して、相手に許しを請うたり、謝罪するときに使う言葉だよ。「ごめん」は漢字で「御免」。許すという意味の「免」に尊敬の接頭語である「御(お)」をつけたもので、室町時代から使われている表現なんだ。お詫びしつつ、相手に「許してね」とお願いするニュアンスも含んでいるんだね。


・すみません

「すみません」は、動詞「済む」に打ち消しの助動詞「ぬ」をつけた言葉、「すまぬ」を丁寧語にしたものだよ。「済む」という動詞は、濁りや混じりのないという意味の「澄む」と同源の言葉で、「気持ちが晴れる」といった意味もあるんだ。それを打ち消した「すみません」は、つまり、自分の失礼・非礼に対して、気持ちが「おさまらない」「晴れない」ことを表しているんだ。それが、いつしか謝罪の言葉として、使われるようになったんだよ。


・すいません

「すいません」は、話し言葉でよく聞くフレーズだね。この「すいません」を、ビジネスメールなどの文章でも使ったりしていない?「すいません」は、一種の訛り言葉のようなもの。日本語としての正しい表記は、「すみません」だから注意しようね!


・申し訳ありません

「申し訳」は「弁解」「言い訳」のこと。それを打ち消した「申し訳ありません」は、「弁解のしようがない」「言い訳できない」という意味だよ。より丁寧な言い方にした「申し訳ございません」もあるね。「申し訳ありません」や「申し訳ございません」は、誤用だという説もあるけれど、現代では自然に使われているね。目上の人にも使える表現だから、ビジネスシーンでも活用してね!


たくさんある表現のなかで、どの謝り言葉が適切か、とっさに使い分けるのは難しいね。そんなときは、語源を思い出しつつ、相手との距離感や関係性を意識するといいよ。


例えば、家族や友達など、親密な間柄なら「ごめんなさい」を気軽に使うけれど、取引先や上司に対してはあまり使わないよね。相手に何も求めず、言い訳しない気持ちで「申し訳ありません」と謝るんじゃないかな。一方で、同僚や先輩に対しては、「申し訳ありません」だと他人行儀すぎるかもしれないね。そんなときには「ごめんなさい」や「すみません」と言い換えたり……臨機応変に使い分けよう!


問題が起こったとき、事が穏便にすむのか、はたまた火に油を注ぐ結果になるのか、言葉遣いや態度で変わってくるよ。自分の気持ちをまっすぐに相手へ伝えられるよう、言葉の感性を磨こうね♪