たのくんの間違えやすい敬語講座

間違えやすい敬語を紹介していくよ♪

カジュアル言葉をやめてみよう!


  • 「ちょっと待ってください!」
  • 「もうすぐ着きます!」

日常でよく使うこんなフレーズ。家族や親しい間柄で使うなら問題ないけれど、ビジネスシーンでも常用してしまうのは考えもの……。今回は、うっかり出てしまいそうな「カジュアル言葉」を集めてみたよ!正しい言い換えができるか、チェックしてみよう!


カジュアル言葉 敬語
ちょっと
例「ちょっと、待ってください」
少々
例「少々、お待ちください」
じゃあ
例「じゃあ、そうしましょう」
では
例「では、そうしましょう」
さっき
例「さっき、始まりました」
さきほど
例「さきほど、始まりました」
もうすぐ
例「もうすぐ、着きます」
まもなく
例「まもなく、着きます」
いま
例「いま、戻りました」
ただいま
例「ただいま、戻りました」
それって
例「それって、何ですか?」
それは
例「それは、何ですか?」
どんな
例「どんな、特徴ですか?」
どのような
「どのような、特徴ですか?」
あんまり
例「あんまり、順調ではありません」
あまり
例「あまり、順調ではありません」
とっても
例「とっても、美味しいです」
とても
例「とても、美味しいです」
やっと
例「やっと、終わりました」
ようやく
例「ようやく、終わりました」

こうしてみると、「とっても」「さっき」というような、促音(そくおん)が入る修飾語は要注意といえそうだよ!小さな「つ」が入ることで、リズム感や親しさを表すことができるけれど、幼稚な印象になってしまうんだ。


逆にいうと、これらの表現に気をつければ、ビジネスシーンでも恥ずかしくない日本語表現になるってことだね。自分の表現が子どもっぽく感じる……という人は、修飾語を丁寧な言葉にしてみよう。それだけでレベルアップできること間違いなし!試してみてね♪