たのくんの間違えやすい敬語講座

間違えやすい敬語を紹介していくよ♪

それって全然褒めてない!?実は失礼な慣用句って?


むかしむかし、ぼくが大失敗しちゃったときの話をするよ。それは、社内で上司と雑談していたときのこと……。


「娘は英語が得意でね〜」
「さすが!蛙の子は蛙ですね!」


次の瞬間、隣にいた先輩が大慌て!あとで「その使い方は間違っているよ」と教えてもらったんだけど、ぼくは褒めたつもりだったからびっくり!意味を勘違いしていると、とても失礼になってしまう慣用句ってあるんだね。


さてはて、ぼくのケースでは、何がまずかったのだろう?解説するね!


「蛙の子は蛙」は「子の性質や能力は親に似るものだ」ということを表す言葉。加えて、「凡人の親からは非凡な子どもは生まれない」という意味も持っているんだ。つまり全然褒めてないんだね。良い意味で使うならば、「この親にしてこの子あり」と表現した方がナイスだよ!


他にも、使い方に注意しないといけない慣用句はたくさんあるよ!


「枯れ木も山のにぎわい」
「つまらないものでもないよりはましだ」というたとえ。「人が集まればにぎやかになる」という意味に勘違いしている人も多いんだよ。盛況な様子を褒めるつもりで使わないようにね!

「馬子にも衣装」
どんな人でも身なりを整えれば立派にみえることのたとえ。「馬子」と「孫」を間違えて、「孫には何を着せてもかわいい」といった意味で誤用している人もいるみたい。それこそ上司のお孫さんへ使ってしまうと大変なことに……。

「藁にもすがる」
困ったときには、頼りにならないものでも頼りにすることのたとえ。誰かに協力をお願いするときに、「藁にもすがる思いでお願いに参りました」なんていってはダメだよ!

正確な意味をわかっていない慣用句って実はたくさんあるのかもしれないね。慣用句はさらりと使いこなせると表現の幅が広がるよ。間違いやすい表現は、ときどき復習してみようね♪