たのくんの間違えやすい敬語講座

間違えやすい敬語を紹介していくよ♪

「わかった?」と確認したいときの敬語表現


商品詳細や仕事手順など、誰かに説明して正確に伝わったか確認したい場面ってあるよね。親しい間柄だと「わかった?」と気軽に聞くことができるけど、目上の人やお客様にはしっかりと敬語表現を使いたいところだね。では、どんなふうに言うといいだろう?


  • ・ お分かりでしょうか

一見、丁寧だけど、実はあまり推奨されない表現なんだ。人によっては、上の立場から発言しているような印象を与えてしまうみたい。では、次の言葉はどうかな?


  • ・ ご理解いただけましたでしょうか

一般的には、こちらの表現が適切とされているよ。もちろん、敬語として間違ってはいないけれど、「理解できた?」と聞くことは、これまた「上から目線」と捉えられてしまう場合も……。考えてみると、相手の理解度を推し量るような言動って失礼なのかもしれないね。うーん、日本語って難しい!


ここで大切なのは、相手が「わかっているか」ではなくて、「困りごとがないか」ってことだよね。必要なのは、適切なタイミングで相手をフォローすること。だから、他の言葉で言い換えてみてはどうだろう?


  • ・ ご不明点はございませんか
  • ・ ご質問はございませんか

こんなふうに、相手が質問しやすいような言葉がけをしてみよう!


ビジネスシーンはもちろん、日常生活の中で、誰かに説明する場面ってたくさんあるよね。横柄な対応にならないよう、言葉づかいは慎重に!さりげない気づかいが印象アップにつながるよ♪