たのくんの間違えやすい敬語講座

間違えやすい敬語を紹介していくよ♪

「差し上げます」は上から目線?


いろいろある敬語表現のなかで、「◯◯を差し上げます」と日常で使う場面がよくあるよね。「差し上げる」は「与える」「やる」の謙譲語なんだけど、使い方にちょっと注意が必要なんだ。というのも、与えるものが「物」なのか「行動」なのかによって、相手への伝わり方が変わってしまうからなんだ。


「この野菜を差し上げます」
「お礼の品を差し上げます」


というように、「物」をあげる場面で使うのはOKだよ。ただし、報酬を支払う場面では使わないようにしよう。


「報酬として30万円差し上げます」


たとえはこんな風に言われたらどうだろう?少し違和感があるよね。


「報酬」は仕事に対する対価。対価を受け取るのは当然のことなのに、「善意で払ってあげた」というニュアンスになってしまうんだね。この場合は「お支払いします」とするのがいいよ。


また、気をつけてほしいのが、「行動」が伴う場面での使い方!人によっては「上から目線」と捉えられる場合も……。


「教えて差し上げます」
「案内して差し上げます」


敬語としては間違っていないのに、なんだか押しつけがましいような、「してあげる」という感じがしないでもないよね。では、次のケースはどうかな?


「お電話差し上げます」
「メールを差し上げます」


どちらもビジネスシーンで、よく使う表現だけど、念のため違う言葉に置き換えるのをオススメするよ!


「お電話いたします」
「メールをお送りいたします」


といった風にね!敬語って案外シンプルな表現でいいんだね♪


心をこめたものでも、相手に誤解されたらもったいない!適切な言葉を添えて、サービスやプレゼントを届けたいものだね!