電話応対って、色々なシチュエーションがあるから言葉選びが難しいよね。特にトラブルが起こると、正しい敬語やふるまいができなくなることも……。今回は、電話応対トラブルに役立つ敬語表現やポイントを紹介するよ!
相手の声が聞き取りづらい場合、「お電話が遠いようですが」と伝えよう。このとき、「お声が遠いようですが」「お声が小さいのですが」などと、相手に非があるような伝え方はNG! 原因を機器や環境にすることで、相手に不快な思いをさせないようにしよう。
急に相手の声が聞こえなくなったり、なんといったのか聞き取れなかった場合、「え?」「はい?」「もしもし?」と聞き返してしまうことはないかな。思わず口をついて出てしまいそうだけど、「大変申し訳ございません。もう一度お聞きしてもよろしいでしょうか」と、慌てずにお願いしよう。
最近ではスマホ通話も増えたから、相手の環境によっては声が聞こえなくなってしまうことも起こりうるね。そんなときには、「わたくしの声は届いておりますでしょうか」と呼びかけよう。しばらく声かけしても反応がない場合には、「電波の状態が悪いようですので、申し訳ございませんが、お電話を一度切らせていただきます」と、断りを入れてから通話を終了しよう。こちらに声が届いていなくても、相手には聞こえているかもしれないよ。いきなり電話は切らずに、丁寧な対応を心がけてね。
人は慌てると思わず素の言葉が出てしまいがち。電話応対で起こりうるケースを想定して、よく使うフレーズを覚えておくと落ち着いて対応できるよ。今回紹介した表現をぜひ参考にしてみてね♪