たのくんの間違えやすい敬語講座

間違えやすい敬語を紹介していくよ♪

「お上手ですね」に気をつけよう!


「お上手ですね」


誰かを褒めるときに使う定番の言葉だよね。褒められるのは嬉しいものだし、積極的に誰かを褒めようと思うかもしれないけど、ちょっと待った! 相手が上司や先輩など、目上の人である場合は気をつけなければいけないよ。


例えば、自分が先生だとして生徒へ何かを教えていたとする。生徒に対して「上手だよ」「理解が進んだね」等と声をかけたとき、逆に生徒から「先生もお上手ですね」「詳しいですね」といわれたら……ちょっと変な気分になると思わない?


または、プロの演奏を聞いて「お上手ですね」って褒めたりするだろうか? しないよね! 自分もあんなふうに弾けたならとは思っても、プロと比較してそれを伝えるのは「おこがましい」というもの……。技巧の評価ではではなく、そのとき感動した気持ちを伝えた方が、相手は喜んでくれそうだよね。


つまり、「褒める」という行為は、相手のことを「良い・悪い」で評価しているってことなんだね。と同時に、立場や実力的に上の人間がするものなんだ。だから目上の人を褒めるのはNGなんだよ!


近頃、「褒めて伸ばす」という言葉をよく聞くようになって、それがとても良いことだと思いがちだけど、案外、慎重に考えてみなければいけない行為なのかも……。


相手を褒めたいと思ったときは、具体的にどう感じたのか、自分の気持ちにフォーカスを当ててみよう。「時間が経つのを忘れました」「とても胸が熱くなりました」など、表現の仕方はたくさんあるよ!自分を主語にして、丁寧に思いを伝えてみてね♪