たのくんの間違えやすい敬語講座

間違えやすい敬語を紹介していくよ♪

お礼?それとも嫌味?「わざわざ」の使い方に気をつけよう!


「わざわざお越しくださり、ありがとうございます」。


例えばこんな風に、丁寧な表現として、「わざわざ」という言葉を使うことがあるよね。でも、この言葉……注意しないと、相手に誤解を与えてしまう場合があるんだ。


「わざわざ」の意味は2つある!

「わざわざ」がなぜ、誤解を与えるんだろう。実は、「わざわざ」には2つの意味があって、それぞれが反対の意味を持つからなんだ。


  • 意味(1):他のことのついでではなく、特にそのためだけに行うさま。特にそのために。
  • 意味(2):しなくてもよいことをことさらするさま。故意に。

たいていは、意味(1)の用法で、相手に感謝の気持ちを伝えるときに使うよね。一方で、意味(2)の用法だと、感謝どころか「余計なことをして」といったニュアンスが含まれてしまう。


「わざわざ」を、(1)と(2)のどちらの意味で受け取るか、相手の感じ方次第なところもあるから難しいんだね。なので、使い方に迷うときは、「他の表現で表す」というのもひとつの方法だよ!


「わざわざ」の言い換え方は?

「わざわざ」を言い換えるときには、「感謝の気持ち」がまっすぐ伝わるような言葉を探してみよう。例えば、相手が労力を惜しまず「作ってくれた」「来てくれた」ときには、「手間ひまかけて」「遠路はるばる」といった表現も使えるね。


(例)

  • 「わざわざ作ってくださり」→「手間ひまかけて作ってくださり」
  • 「わざわざお越しくださり」→「遠路はるばるお越しくださり」

どうかな?これだと、ネガティブな意味で受け取られる心配はないよね。相手に嫌な思いをさせないように、日頃から豊富な表現力を身につけておきたいものだね!