何ページにもわたるレポートやマニュアルを読んでいて、「ここ重要だな」と思った箇所にペタッと貼る。
原稿や資料を回す際に「明日までに1課全員ご回覧ください」といったメモをペタッと貼る。
ペタッと貼るのは、そう「付箋」。不要になったらペッとはがせる、オフィスになくてはならない便利グッズだね。
しおり的なマーカーやメッセージ伝達以外に、みんなは付箋をどう活用しているかな?
付箋上級者の活用例を紹介するね。
たとえば、イベントを担当することになったとするね。
さぁ、準備から当日の会進行まで、やるべきことは多すぎるほどにある。その、山盛りある「TO DO」を思いつく限り付箋に書き出そう。1つずつね。
自分ですべきこと、どこかにお願いすること、買うべきもの、手配しておくべきもの、etc.分類するのも付箋なら便利だね。
細かく書き出し、分類した「TO DO」を、今度はスケジュール帳を用意して、月ごとや日ごとに振り分けていくんだ。
「あ! これも必要だった」とか「こんなの要らないな」も付箋なら簡単に組み立て直せるし、予定を移動させるのも楽にできるよね。やるべきことを「見える化」して、あとは「TO DO」を1つ1つ実行していくのみ。
イベント、うまくいくといいね。
「付箋ノート」とは、書き込んだ付箋をノートに貼ってまとめていくノート術。ノートのページは付箋を貼る「台紙」として使うんだよ。
たとえば出先などで何かアイデアがひらめいたり、いい情報を得て忘れたくないとき、みんなはどうしている?持ち歩いているメモ帳に書く、スマホの音声メモに録音する、それもいいね。そしてオフィスに戻って、1冊のノートやPCを使ってまとめ直す、のかな。
付箋を使えば、アナログ的だけど「同期」が簡単にできちゃう。書いた付箋をノートに貼るだけでOK。情報を1か所に集約できるんだ。
付箋は貼り直しが簡単だから、「あ、これとこれはアイデアとして合体できるな」みたいなメモは同じページに分類するのも容易だよね。
色とりどり、大きさいろいろだってお構いなし。付箋の使い方にルールを決めすぎないほうがいいんだって。「このテーマはこの色でいこう」なんて決めてしまうと、いずれ混乱しそうだしね。
いつも付箋とペンを持ち歩いて、思いついたこと、拾った情報をボンボン書き出そう。それを貼りつけて眺めて、考えをまとめて、自分の仕事に役立てる「付箋ノート」、気軽にカラフルに始めてみない?