油性・水性・ゲル……ボールペンにも色々あるけれど、公的文書に使えるボールペンの種類って知ってる?
契約書などの公的文書は、消しゴムで簡単に消せたり、すぐに劣化してしまってはいけないよね。
公務員が職務で作成した文書のことを「公文書」と言うんだけど、使用できるペンというのは、日本工業規格(JIS規格)の中で、「公文書用特定の品質項目」を満たしたものに限られるんだ。ちょっと難しいけど、一般的な製品より、厳しい基準をクリアしているってことだね。
公文書でも使えるペンを意識して使えば、ビジネスシーンでもうっかりマナー違反になることもなくて安心だよ。どのペンが公文書用に使用できるか、詳しいことは各メーカーのHPに書いてあるから、しっかり確認してから購入しよう。
最後にインクの種類によるボールペンの特徴を表にまとめてみたよ。ボールペン選びの参考にしてね♪
油性ボールペン | ||
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書き味 | にじみ | 耐水性 |
やや重い | なし | あり |
特 徴 | ||
ノンカーボン紙など複写に向いている |
ゲルボールペン | ||
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書き味 | にじみ | 耐水性 |
なめらか | なし | あり |
特 徴 | ||
軽い筆圧でにじみなく書ける (油性・水性の特徴を併せ持つ) |
水性ボールペン 染料 | ||
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書き味 | にじみ | 耐水性 |
なめらか | あり | なし |
特 徴 | ||
軽い筆圧で長文を書くのに向いている |
水性ボールペン 顔料 | ||
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書き味 | にじみ | 耐水性 |
なめらか | あり | あり |
特 徴 | ||
軽い筆圧で長文を書くのに向いている |
※染料・顔料はインク素材のこと