オフィスの会議室には欠かせないアイテム、ホワイトボード。キレイに使っているつもりでも、ふと気が付くと四隅に黒ずみが残っていたり、書いたものが消えにくくなったりして、意外と汚れているような……。

今回は、そんなホワイトボードをキレイにする掃除ワザを紹介するね！

ホワイトボードのお手入れの基本は、なんといっても「水拭き」。濡らしてよく絞った雑巾や布でていねいに水拭きして汚れを落としてから、乾いた布で水分を拭き取ろう。

汚れを手早く落とせそう、と中性洗剤を使いたくなるけれど、そこはグッと我慢！というのも、中性洗剤に含まれている界面活性剤はホワイトボードの表面に残りやすく、二度拭き・三度拭きしても落とし切るのが難しいんだ。そこにマーカーで書くと、界面活性剤とマーカーのインクの成分がなじんでしまい、書いたものがかえって消えにくくなってしまうこともあるんだって！

でも、水拭きだけでは正直、汚れを落とし切れないときもあるよね。

そんなときは、無水エタノールを使ってみよう。濃度が高すぎるとホワイトボードのコーティングを傷めるおそれがあるから、薄めて使うと安心だよ。

無水エタノールは揮発性が高くすぐ乾くから二度拭きしなくてもOKだけど、引火しやすいので、火の気には十分気を付けよう。肌や呼吸器への刺激も強いから、ゴム手袋とマスクは必須。換気も忘れずにね！

取り扱いがちょっと難しい無水エタノールでのお掃除は、汚れのひどい場所をピンポイントでキレイにし、ついでに全体をサッと拭く程度の使い方がオススメだよ。

最後に、ホワイトボードを汚さないようにするための、使い方のコツをご紹介。

まず、マーカーやイレーザーは劣化していないものを使おう。マーカーは書きにくさやインクのかすれを、イレーザーは表面の汚れを感じたら交換のタイミング。たのめーるでは、汚れた面をはがして常にキレイな状態を保てるイレーザーも取り扱っているから、チェックしてみてね！

書いたものを消すタイミングも、実は大切。ホワイトボードに書いた直後よりも、20～30秒おいてインクが乾くのを待ってから消すほうが、キレイに消えるんだよ。逆に、書いてから1日以上経ってしまうと、インクに含まれる剥離剤の効果が弱まってしまうから、やはり消えにくくなっちゃうんだ。ホワイトボードを使うときは、ちょっと気に留めてみてね！