ぱーそなるたのめーるのAI PC

AI PCを知るためのキーワードとおすすめ商品のご紹介

2027年には「AI PC」が、出荷されるPCの半分以上を占めると言われています。

AIは、近年、世界中で急速に広がりを見せています。AI PCやCopilot+ PCというカテゴリの登場により、PC市場にも大きな影響を与えています。AIの進展はPCの利用方法を大きく変え、私たちの生活や仕事に新たな可能性をもたらします。これからPC生活のあらゆる場面でAIと共存していく中で、大事なキーワードを解説します。また、ぱーそなるたのめーるのAI PCもご紹介します。

AI PCとは？

今話題となっているAI PC（エーアイピーシー）とは、
MicrosoftとIntet が定めた、AIに対応している条件を満たしたPCのことです。
では、AI PCの条件とはどんなものか見ていきましょう。

CPU、GPU、NPUを知っておこう！

PCを知るうえで、CPU、GPU、NPU、
この3つはぜひ抑えておきたいポイントです。
これって一体何なのか？
みなさんは一言でご説明できますか？
「えっと、PCの中にあるチップです」と言えばそうなんですが、もう少し具体的に言うと、

CPUは、PC全体の処理を行うチップ
GPUは、グラフィック
つまり画像や映像などを処理する専門のチップ
NPUは、AI処理をする専門のチップです。

どうですか？簡単でしょ？
要するに、「AI PCにはAIを処理する専門のチップが搭載された！」ということです。

NPUがポイント

NPU（Neural Processing Unit）はAI処理に特化したプロセッサ

画像処理写真加工や画像生成などの処理、機能や画面の解像度を引き上げ、グラフィック性を高めます。
自然言語処理テキストデータの解析や翻訳、音声認識など、AIアシスタントや翻訳アプリで使用されます。
低消費電力AI推論処理に特化した設計になっているため、消費電力を抑えることができます。

NPUが搭載された新しいIntelチップ
「Core Ultra」=(CPU＋GPU)＋NPU

Intel Core Ultra って何なの？

Intel Core Ultra（インテルコアウルトラ）とはインテル社が開発した最新のCPUです。
CPUはPC全体の処理をするチップであり、体の部位で表すと脳みそに当たります。このCPUの性能が良ければPC全体の処理も速いということです。

AI PCってどうすごい？

AI PCはNPUで演算処理することができるため、たくさんのメリットがあります。

処理効率が向上NPUが負担の大きいAI処理を行うことで、CPU、GPUの負荷を軽減することができるため、PCの動作がスムーズになります。
クラウドAIとローカルAIの比較 AI PCは、クラウドAIとローカルAIの双方の得意領域をハイブリットで使うことができます。そのためタスク処理が速くなるため、生産性の向上や、結果的にCPUを効率的に使用できるので省電力にもつながります。

Copilot＋ PCとはなにか？

Copilot＋ PCとは高性能NPUを搭載した次世代PCカテゴリ

Copilot+ PC（コパイロットプラスピーシー）はAI PCに比べ、より高度なAI体験ができるPCカテゴリです。カメラ音声のAI処理のほか、画像生成や音声翻訳、過去情報の検索などがローカルで実行できます。AI PCとは少し異なる条件をMicrosoftが定めています。Copilot+ PCの条件とはどんなものか見ていきましょう。

メモリってなに？

メモリは別名RAM（ラム）とも言います。わかりやすく言うと、作業を行うための机の広さです。この数字が大きければ大きいほど、机が広い＝作業が一度にたくさんできるというわけです。もともと4GBほどのメモリがあれば最低限の作業ができたWindows 7のサポートが2019年に終了し、Windows 10では8GBが推奨されていました。しかし、コロナ禍でテレワークや一度に行うタスクが増えたので、8GBでも少々心もとありません。そのため、おすすめのメモリ容量はずばり16GBです。

SSDってなに？

SSD（エスエスディー）は本体内のデータを保存するストレージです。わかりやすく言うと、机の引き出しです。数字が大きければ大きいほど、引き出しが多い＝データがたくさん保存できるというわけです。SSDの容量のおすすめは256GBです。データ保存だけでなく、OS更新プログラムやアプリケーションのアップデートでも、SSDの容量を使用するため、256GB以上あると安心して使うことができます。

TOPSってなに？

TOPS（トップス）というのは、1TOPS=「1秒間に1兆回の演算処理」ができること。例えばCopilot+ PCの40TOPS以上とは、1秒間に40兆回の演算処理ができるNPUを搭載しているのが条件ということになります。わかりやすく言うと、めちゃくちゃ性能の高いNPUを搭載していないとCopilot+ PCとは言えません！
※Core Ultraは10～15TOPSです。

従来PCとAI PCの違いをおさらい
	従来PC	AI PC	Copilot＋ PC
プロセッサ	13th Intel Core i5など	Intel Core Ultraなど	Snapdragon X AMD Ryzen AI 300 インテル Core Ultra モバイル・プロサッサー（シリーズ2）
NPU	非搭載	搭載	搭載 ※40TOPS以上
スペック	メモリ16GB SSD256GB※Windows 11搭載	メモリ16GB SSD256GB※推奨	メモリ16GB～ SSD256GB～※必須