備えよう!オフィス防災 - 会社で地震にあったときの身の守り方

2019年8月22日掲載

会社で地震にあったときの身の守り方

いつ起こるかわからない地震。もし、会社の中で地震にあったら、どのような行動をとったらよいでしょうか。会社といっても、オフィス内・エレベーター内など、場所によっても行動は異なります。今回は、勤務中に地震にあった際の「行動指針」についてご紹介します。

オフィス内で地震に……窓から離れて机の下へ

地震時の対応において、何より大切なのは「自分の身を守ること」です。地震時、オフィスでは、キャビネットや書棚の転倒、コピー機の移動による衝突などが起こりえます。また、窓ガラスが割れてしまう危険性も……。こうした危険を回避するために、窓から離れ、机の下に隠れるなどして身を守ります。そして、揺れがおさまるまで、その場から動かないようにしましょう。

転倒・移動の危険があると思われるオフィス家具・機器があれば、あらかじめ固定しておきます。避難経路も確認し、経路を塞ぎそうなものがあれば、別の場所に移動させましょう。落下物による被害を防ぐために、日頃からの整理整頓も大切です。

外へ避難するときは、落下物に注意し、鞄などで頭を保護しながら移動します。エレベーターは停止する可能性があるので、階段を使うようにしましょう。その際、障がいがある社員も、安全に避難できるようサポート体制を確立しておきます。

エレベーター内の「長時間閉じ込め」も想定する

エレベーター用 簡易備蓄キャビネット
簡易備蓄キャビネット
+備蓄用品セット

エレベーター内で地震にあったら、すべての階のボタンを押して、最初に止まった階でおりるのが基本です。

万が一、エレベーターが停止し、閉じ込められてしまったら、緊急時用のインターフォンで外部に助けを求めます。エレベーター内には保守会社名、エレベーター管理番号などが記載されていますので、その情報をもとに救助を要請してください。

ただし、大地震となると、同様の事態が多数発生している可能性があります。
「首都直下地震対策検討ワーキンググループ」が2013年に発表した、「首都直下地震の被害想定と対策について(最終報告)別添資料1」では、首都直下地震発生時の「エレベーター内閉じ込め」は、「最大で約17,000人」と想定しています。

現実となった場合、救助までに時間がかかることを覚悟しなければいけません。
そのときに問題となるのが、喉の渇きや空腹、そしてトイレです。

最近では災害グッズとして、エレベーター用「備蓄ボックス」が登場しています。
中に飲料水や食料、簡易トイレなど、災害時に必要なアイテムが格納されています。社内のエレベーターに用意されていないならば、積極的に導入を検討してください。


オフィスの外で地震にあったら

外出中、地震にあったときには、看板や外壁・タイルなどの落下物に注意してください。
ブロック塀は崩れやすく、過去には倒壊による死亡例もあります。
倒壊の恐れのある場所からはすぐに離れ、頑丈な建物があれば、すみやかに中へ避難します。
地下通路や地下街があれば、そこへ避難するのもよいでしょう。
押し合いなどのパニックにならないよう、冷静に移動してください。

どこで遭遇するかわらない災害。いざ大地震にあうと、頭が真っ白になり、どう行動すべきかわからなくなるかもしれません。パニックに陥らないように、日頃から場所・シチュエーションごとの行動指針を確認するようにしましょう。例えば「防災の日(9月1日)」など、定期的におさらいする習慣をつけるといいですね。

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