2024年から義務化!介護施設・事業所のBCP策定について
令和3年介護報酬改定で、感染症や自然災害が発生した場合であっても、介護サービスを安定的・継続的に提供できることが重要であることから、介護施設・事業所におけるBCPの作成と研修が介護保険事業の運営基準として定められました(経過措置期間3年)。
令和6年には経過措置期間が終了になるため、企業のBCP対策が急務です!
主な対応内容
- 感染症や災害への対応力強化感染症や災害が発生した場合であっても、利用者に必要なサービスが安定的・継続的に提供される体制を構築
- 地域包括ケアシステムの推進
- 介護人材の確保・介護現場の革新
- 自立支援・重症化防止の取り組みの推進
- 制度の安定性・持続可能性の確保
自然災害BCPと感染症BCPの違い
BCPについて検討するうえで、自然災害と感染症では被害対象・期間などに違いがあり、考え方も異なります。
項目 |
自然災害(地震・水害) |
感染症 |
事業継続方針 |
●できる限り着行の継続・早期復旧を図る ●サービス形態を変更して事業を継続 |
●感染リスク、社会的責任、経営面を勘案し、事業継続のレベルを決める |
被害の対象 |
●主として、施設・設備等、社会インフラへの影響が大きい。 |
●主として、人への健康被害が大きい |
BCP対策向けおすすめ品
BCP対策向け生活用品のおすすめ品
- TANOSEE αエコペーパー タイプRW A4 500枚…
- 下記の商品がカートに入りました!
BCP対策向け衛生用品のおすすめ品
- TANOSEE αエコペーパー タイプRW A4 500枚…
- 下記の商品がカートに入りました!
BCP対策向け救急用品のおすすめ品
- TANOSEE αエコペーパー タイプRW A4 500枚…
- 下記の商品がカートに入りました!
BCP対策向け災害準備のおすすめ品
- TANOSEE αエコペーパー タイプRW A4 500枚…
- 下記の商品がカートに入りました!
BCP対策向け避難所準備のおすすめ品
- TANOSEE αエコペーパー タイプRW A4 500枚…
- 下記の商品がカートに入りました!
BCP対策向け保存食・口腔ケアのおすすめ品
- TANOSEE αエコペーパー タイプRW A4 500枚…
- 下記の商品がカートに入りました!
実際何を用意したらいいのか具体的に考えてみましょう
災害対応マニュアルより食料などの備蓄については各施設にて、下記のとおり対応・配備しましょう。
配備の範囲
入居系サービス(SS・GH・有料・サービス付高齢者住宅)の定員数分
配備方法
入居者1人あたりの1日分の備蓄量目安
水:1人1日3㍑、3日で9㍑
食料:1人1日3食、3日で9食
紙食器、紙コップ、使い捨てはし、スプーン・フォーク
1人当たりの数量に日数を掛け合わせると備蓄数量の目安となる。
備蓄商品例
区 分 |
品 名 |
調理器具 |
カセットコンロ、コンロ用ボンベ、紙食器、はし |
食品 |
飲料水、缶詰、高カロリー食、インスタント食品、栄養ドリンク |
医療備品 |
消毒薬、常備薬、傷薬、鎮痛剤、ガーゼ、包帯、脱脂綿、ばんそうこう、はさみ、体温計 |
情報機器 |
携帯ラジオ、メガホン、携帯電話充電器(電池式) |
生活用品 |
懐中電灯、電池、ローソク、ライター、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、ポータブルトイレ、 紙おむつ、生理用品 |
防寒具 |
使い捨てカイロ、ストーブ、毛布 |
作業機械 |
スコップ、デッキブラシ |
備蓄した食料や医薬品が有効期限切れにならないよう、備蓄品リストを作成し、定期的に在庫チェックを行ってください。