キングジム デスクポケット おすすめ商品開発秘話

キングジム デスクポケット おすすめ商品開発秘話

机の上に出しっぱなしになっている文具や、しまうとどこに行ったかわからなくなってしまう事務用品など、いつでもサッと取り出せる場所に整理出来たらいいなと思ったことはありませんか。
また、退社時のクリーンデスクを徹底しているオフィスでの片付けがパッとすばやくできる方法を探しているという方もいるのではないで
しょうか。
今回はそんなお悩みを抱える方にぴったりのアイデアグッズ「デスクポケット」の商品開発秘話をご紹介します。

2018年3月16日掲載

商品情報

TANOSEE αエコペーパー タイプRW A4 500枚…
下記の商品がカートに入りました!
キングジム デスクポケット ライトグレー 8201 1個
お申込番号 217-3124
メーカー型番 8201ライ
提供価格(税込)
3,993
カートに入れる(法人)

机の周りのデッドスペースを活かした、引出しにつける収納スペース

キングジム デスクポケット 黒 8201 1個
お申込番号 217-3131
メーカー型番 8201クロ
提供価格(税込)
3,993
カートに入れる(法人)

机の周りのデッドスペースを活かした、引出しにつける収納スペース

開発のきっかけは新入社員ならではのお悩みから!

開発のきっかけは新入社員ならではのお悩みから!

デスクポケットを企画した商品開発担当のNさんが、アイデアを思い付いたきっかけは「新人あるある」でした。
配属されたばかりの新入社員の一番の仕事と言えば、皆さんも経験がある「電話の取次ぎ」ではないでしょうか。
かかってきた電話を誰よりも早く取るのが新人の仕事!という職場は多いと思います。
そして、もちろんかかってくる電話は自分以外の社員宛てのものばかり。
そこで活躍するのが「内線表」です。
Nさんは机の上にファイルに入れた内線表を立てて置いていたのですが、電話が鳴るたびに手を伸ばして取らないといけないのが煩わしいと感じていました。
また、慌てていると机の上に置いてあった飲み物を倒しそうになったりすることもありました。

そんなときにふと周りを見回すと、先輩社員がファイルに入れた内線表をクリップ式のマグネットでデスクの引き出しの表側に貼りつけているのを見つけました。
これだ!と思ってさっそく真似しようとしたのですが、Nさんの使っているデスクの引き出しは表側が樹脂製だったためマグネットが付かなかったのです。
「どんな机にも使える外付けの収納があればいいのに」と思ったことから、商品の企画案が生まれました。

オフィスデスクと既存の収納用品を調べる

まずNさんは、オフィスにあるデスクを見て回りました。
よく見ていくと、オフィスデスクの引き出しには3種類のパターンがあることがわかりました。
「すべてスチールでできているもの」「引き出しの外側だけが樹脂製のもの」「引き出しの内側だけが樹脂製のもの」です。
新しいデスクほど「すべてスチール」のものが多く、これはグリーン購入法に適合させるためであることもわかりました。

オフィスデスクと既存の収納用品を調べる

次に既存の収納グッズを調べました。
すでにスチール製のデスクに取り付けて使う収納グッズで販売されているものは、プラスチック製やPP樹脂製のものが多く、引き出しの外につけると幅を取るため、通路を通る人がぶつかってしまうことがあることがわかりました。
また、その際に取り付け用のマグネットの力が弱いと落ちてしまったり、傾いて中身が落ちてしまうことがあることもわかりました。
さらに、引き出しに取り付けて使う場合、開閉の衝撃でずれたり落ちたりしてしまう場合があることもわかりました。

そこで「取り付け簡単でしっかり固定できて、引出しと一体感のある収納場所」をキーワードに、デスクの引き出しに挟んで使う布製のポケットを作ろうと考えました。

取り付けやすく、ずれにくい素材を考える

  • 試作品1
  • デスクポケットの基本的なデザインは初期の段階で固まりました。
    モノが入っていない時にかさばらない布製とすること、取り付け・取り外しが簡単にできてデスクを傷つけないようにマグネットを採用すること、引き出しの開け閉めや重さのあるものを入れても劣化しないように丈夫な生地を使うことを考えて作られたのが試作第1号でした。

    机の内側につくフラップ部分に横幅いっぱいのラバー磁石を内蔵した形で、フラップ背面にはスベリ止め効果の見込めるTPU加工をすることで、収納物の重さを支えようとしました。
    ところが、実際に引出し扉に取り付けて開け閉めしてみると収納物がほとんど入っていない状態でも、スーッと落下してしまったのです。

    しかし、課題はあったものの開発の方向性は決まり製品化に向けて進めていくことが決まりました。

  • 試作品2
  • 次の試作品を作るためにまず考えたのがどんな生地を使うかでした。

    机の引き出しに挟んで使うものなので、挟む部分の生地が厚すぎると引き出しが閉まりません。
    また、異物が挟まっていると認識されて引き出しの鍵がかからなくなることもありました。
    さらに、特定のデスクではなく様々なデスクに対応する商品にするためには材質と収納物の荷重を支えるための磁力のバランスが大切でした。
    軽くて丈夫なポリエステルを使うと、引き出しにかけた時にビロンと伸びてしまいます。

    そこで、デニム調の生地とPU生地が貼り合わせられている生地を使用したものを作ってみました。
    しかし、生地の伸びは無くなりましたが結果的に生地が厚くなってしまい引き出しが閉まりづらくなってしまったことに加え、製品自体が重くなってしまい、ラバー磁石では製品+収納物の荷重を支えることが難しくなってしまいました。

  • 試作品3
  • そこで、さらに薄くて丈夫な生地を探し求め、カバンなどに使われている軽くて丈夫な生地へとたどり着きました。
    この生地であれば、デザイン性を維持しつつ軽くて丈夫な製品が作れることがわかりました。

    また、十分な耐荷重を確保するために磁石をより強力な「ネオジム磁石」にすることが決まりました。
    横幅いっぱいのラバー磁石よりもネオジム磁石2つの方が格段に磁力が強く、重い荷重に耐えられるためです。

    いよいよこれで完成!と思ったのもつかの間、なんと技術者から「荷重をかけて数回開け閉めしただけで引出しから滑り落ちました!」と告げられたのです。
    ネオジム磁石なら間違いがないと思っていただけに、ここに来て難しい判断となりました。

落ちないこと、デザイン性を維持できること

  • 磁石
  • 一度は完成が見えてきたところから、また試行錯誤が始まりました。

    ネオジム磁石をより強力な厚みのあるものにしてみると、表のポケットに入れた収納物の荷重と、フラップ裏のネオジム磁石の引っ張り合いで生地がすべって落ちてしまうことがわかりました。

    ここで技術担当者からは「滑り止めとしてシリコンを縫い付けるしかない」という案が出されました。
    そこで、ネオジム磁石を5個内蔵し、さらに表にシリコンを縫い付けた試作品を作ってみました。
    ところが、今度は貼りつく力が強すぎて取り付け・取り外しが簡単というコンセプトに反してしまう上に、思いっきりはずすと危険なことがわかりました。
    見た目のデザイン性も失われてしまうため、この案は却下となりました。

    しかし、ネオジム磁石内臓+シリコン縫い付けが有効であることに変わりはなかったため、ここからは内蔵する磁石と縫い付けるシリコンの厚みと数量の選定が始まりました。
    シリコンは薄すぎると引っ張ったときに破けてしまうおそれがあり、厚いと磁力が弱められてしまいます。
    また、デザイン性を維持するためなるべくシリコン部分は小さくしたいものの、ぴったり同じ大きさにすると、どうしても内蔵している磁石とずれて磁力が最大限に生かされない可能性があるため、磁石よりも少しだけ大きく磁石の位置が縫い付けの際などに多少ズレても摩擦が生じるようにギリギリの調整が重ねられました。

    そうして、フラップにはネオジム磁石を2つ内蔵し、表にシリコンを縫い付け表側のポケットの上部には、ポケットに物を入れたときにポケットの左右が重さではがれて邪魔にならないようにするための板磁石を内蔵する形が完成したのです。

完成!と思ったものの…

磁石とシリコンの調整も終わり、ようやく完成!と思ったのもつかの間、市場調査を行うと残っていた問題点が再度浮かび上がってきました。
商品の企画段階でも調べていたように、オフィスデスクには3つの種類があります。
「すべてスチールでできているもの」「引き出しの外側だけが樹脂製のもの」「引き出しの内側だけが樹脂製のもの」です。
このうち、「引き出しの内側だけが樹脂製のもの」の割合は非常に少ないこともわかっていました。
デスクポケットは引き出しの内側に磁石で貼りつけて使う商品なので、引き出しの内側がスチールなど磁石の貼り付く素材になっていないと使うことが出来ません。
ごく一部のお客様とは言え、使えない人が存在する商品でいいのかという問題が浮かび上がってきたのです。
また、よくよく考えるとオフィスのデスクは頻繁に買い替えるものではないため、今生産されているものは「すべてスチールでできている」デスクだとしても、まだ多くの会社で「引出しの内側が樹脂製」のデスクが使用されているのではないかと考えられました。
やはり、誰もが使える商品にしたい!ということで再度検討が始まりました。
とは言え、この時点で開発のスケジュールはギリギリだったのです。

デスクポケットは「アイデア文具」として販売されるのですが、収納ケースや家具を思い浮かべてみると用途に合わせて使っても使わなくてもいい「付属品」が付いていることに気づきました。
たとえば、収納ケースに取り付けられるキャスターなどです。
それならば、デスクポケットにも机の内側に貼りつけられるスチール板を付属品として付ければいいのでは?と思いつきました。
そこからは、スチール板の大きさと貼りつけるためのテープの選定に入ります。
ネオジム磁石の強い磁力を支えて、ずれないために「3M VHB™」というテープを使用すること、別売りの部品ではなく最初から同梱の部品として販売することが決まり、ぶじ新商品の誕生にこぎつけることが出来ました。

完成!と思ったものの…

実は、このスチール板を同梱したことによりデスクだけでなく木製のラックなどにも応用できることがわかり、用途が広がる結果となりました。

机スッキリ!クリーンデスク対策にもおすすめ!!

デスクポケットは、引き出しにつける新しい収納スペースです。
ポケットは、ノート・電卓・筆記用具など、よく使うワーキングツールに合わせた機能的なサイズ設計になっています。
これを使うと机の上についつい出しっぱなしにしてしまう小物が片付いて、作業スペースを確保できます。

機能的なサイズ設計
デスクポケット

取りつけは引き出しの前板にかけるだけでとっても簡単!

クリーンデスクを徹底している金融機関や士業事務所などでも、帰る時にポケットごと引き出しにしまって帰るだけで片し忘れを防ぐことができます。
朝、出社したらポケットごと取り出して取り付けるだけなので席についたらすぐスムーズに仕事を始めることができます。

フリーアドレスのオフィスでも、ポケットごとロッカーにしまって帰れば翌日はその日に座ったデスクでサッと仕事を始められて便利です。

新しい収納の形「デスクポケット」でスッキリ働きやすいデスクを実現してみませんか。

取りつけられる引き出しの形状について

商品情報

TANOSEE αエコペーパー タイプRW A4 500枚…
下記の商品がカートに入りました!
キングジム デスクポケット ライトグレー 8201 1個
お申込番号 217-3124
メーカー型番 8201ライ
提供価格(税込)
3,993
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机の周りのデッドスペースを活かした、引出しにつける収納スペース

キングジム デスクポケット 黒 8201 1個
お申込番号 217-3131
メーカー型番 8201クロ
提供価格(税込)
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机の周りのデッドスペースを活かした、引出しにつける収納スペース