ショーワグローブ耐切創手袋シリーズ おすすめ商品情報

切創事故の要因とされる「切れ・こすれ」の事故は様々な業種で発生しています。
一方で労働者の安全への配慮が事業主に求められ、どのような対策を取ればいいのか頭を悩ませている企業も多いと思います。
ショーワグローブは数々のテクノロジーで現場の「安心と安全」を維持・確保するだけでなく、作業性と快適性を実現する様々なグローブで職場の安全を応援します。
今回は、業種別に特におすすめの耐切創手袋シリーズをご紹介いたします。
手袋でできる安全対策をさっそく始めてみませんか。

2018年2月27日掲載

※おすすめしている手袋は、作業内容によっては耐切創強度が満たない場合がございます。事前に十分ご確認の上ご使用ください。

職場の安全をとりまく現状

労働災害の防止は、どのような業界でも大きな課題なのではないでしょうか。
右の表からもわかるとおり、切創事故の要因とされる「切れ・こすれ」の事故は幅広い業種で発生しています。
しかし、その発生要因は様々であり、各社が同じように安全対策を取ればいいというものではないのが、担当者の大きな悩みの種となっていると考えられます。

みなさんもご存じのとおり、労働安全に関しては平成20年に施行された「労働契約法第5条」による労働者への安全配慮義務の明文化、平成25年10月に施行された「改正労働安全衛生規則第130条の2～4」による食品加工用機械についての安全対策の義務化など、企業の安全対策の責任が問われるようにもなっています。

切創事故を防ぐためには、現場の中でケガや事故の原因を特定し、作業環境や工具・機械の取扱いに十分注意することが必要です。さらに、耐切創繊維の保護具を着用することが、切創事故防止にはとても重要です。

ショーワグローブ耐切創手袋の特長

ショーワグローブは長年培ってきた技術で、悩める現場をサポートする手袋を開発しています。
現場の「安心と安全」を維持・確保するだけでなく、さらに作業性と快適性の実現も考えられた手袋を多数開発してきました。
耐切創繊維（切れにくい機能性繊維）を使用した手袋を耐切創手袋と呼びます。
ショーワグローブの手袋には以下のような機能性繊維が使われています。

ステンレスワイヤー混合糸(HAGANE Coil®)

ショーワグローブ独自の繊維技術である、「HAGANE　Coil®(ハガネコイル)」テクノロジー。
ステンレスワイヤー糸とさまざまな種類の繊維を組み合わせることにより、耐切創強度を持ちながら、さまざまな機能性を付加できる繊維(混合糸)です。

繊維の組み合わせ
・ステンレスワイヤー糸×アラミド繊維
ステンレスワイヤー糸とアラミド繊維を組み合わせることにより、優れた耐切創性(レベル5)を実現しています。
・ステンレスワイヤー糸×ポリエステル繊維
ステンレスワイヤー糸とポリエステル繊維を組み合わせることにより、やわらかな使用感と耐切創性(レベル4)を実現しています。

高強度ポリエチレン糸（HPPE糸）

　
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• 引張強度や、耐候性･耐薬品性に優れた高機能繊維です。
  長繊維を採用しているため、手袋からのホコリや糸くずなどの発生を抑え、ホコリを嫌う環境下での作業にもお使いいただけます

  

アラミド繊維（ケブラー®）

耐切創強度・耐熱性に優れた高機能繊維です。
その性質から、ロープや、タイヤなどゴム製品の補強材、消防服などの耐火性製品に用いられています。

耐切創レベルについて

EN388に準拠。試験片を測定台に固定し試験用刃物に一定の荷重をかけて試験片の上を往復運動させ、切断（貫通）に至るまでの往復回数を測定します。この測定を標準布と交互に数回実施し、得られた値により耐切創性の評価値を算出します。評価値は1～5で数値が大きいほど耐切創性が高いということになりますが、それぞれの作業内容に適したものを使用することが大切です。

食品関連業におすすめ

包丁やスライサーなど刃物を扱うことが多い業種です。
刃物の取扱いに対し注意を怠ると、誤って手や指を切ってしまう恐れがあります。
そこで、フィット感に優れインナーとしても使用できる耐切創手袋がおすすめです。

優れた耐切創性

「ケミスターワイヤーフィット」は、ステンレスワイヤー糸とアラミド繊維を組み合わせることにより、優れた耐切創性（レベル5）を実現した手袋です。

インナー用にも使えます

薄く、やわらかく手にフィットするため、様々なタイプの手袋のインナー用としてもお使いいただけます。

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自動車・機械加工関連業におすすめ

バリやエッジの立った部品を扱う際、鋭利な部分で手を切ってしまう恐れがあります。
軍手などの一般的な作業用手袋では保護しきれず、切創事故につながる場合があります。
そこで、手にフィットし小さなワークもつかめる手のひらコーティングタイプや、耐油性に優れ全体を油から守れるオールコートタイプの耐切創手袋がおすすめです。

耐切創レベル3

高強度ポリエチレン糸に合成繊維を組み合わせ、かつ編み目を詰めることで耐切創レベル３を実現しています。

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指先までフィットして細かい作業もOK

耐切創レベル３を実現しながら、従来品に比べ、薄くやわらかく作業性の良さを追求。
指先の感覚を活かせるよう設計を工夫し、ネジやビス等の細かい部品も掴みやすくなっています。

発塵対策にも

長繊維を採用しているため、手袋からのホコリや糸くずの発生を抑えます。

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土木建築関連業におすすめ

部材の運搬や取り扱いの作業では、しっかり部材をつかめることが重要であり、手のひらのスベリ止めコーティングが力を発揮します。また、繰り返し作業を行うことでコーティング樹脂が摩耗し穴が空いてしまうことがありますので、摩耗に強いニトリルゴムがおすすめです。

優れた耐油性・耐摩耗性

高強度ポリエチレン糸を採用し、耐切創レベル2を実現。
油や摩耗に強いニトリルゴムを手のひらにコーティングしているため、耐摩耗性に優れています。
ニトリルゴムは、ポリウレタン樹脂に比べて樹脂の脱落が少ないため、異物混入などを気にする現場にもおすすめです。

やわらかく手にフィット

ニトリルゴムを薄くコーティングすることにより、やわらかなフィット感を実現しています。使うほどに手になじみ、細かい作業にも適しています。

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精密機器関連業におすすめ

エッジの立った精密機器(基板・パネルなど)を扱う際には、切創事故もそうですが製品への転写対策も重要です。
手袋に汚れが付着した状態で製品に触ると、汚れが転写し、製品不良の原因となる恐れがあります。手袋を洗濯していても手袋の細かい凹凸に汚れがたまり落ちにくくなることがあります。
そこで、表面が平滑な樹脂コーティングを採用し転写対策をした手袋がおすすめです。

耐切創繊維を採用し、切れにくい

高強度ポリエチレン糸を採用し、耐切創レベル2を実現しています。

汚れが付着しにくい

手のひら・手の甲全体を特殊ポリウレタンでコーティングしたフルコートタイプです。
コーティング部分の特殊ポリウレタンは樹脂密度が高く、表面が平滑なため、汚れが付着しにくく、付着した汚れも落ちやすくなっています。

ムレにくい

透湿性と防水性を兼ね備えた特殊ポリウレタンをコーティングしているので、水や油などの液体は通さず、手袋内部の湿気や熱を放出します。
手袋内部のムレを軽減するため、長時間の作業にも適しています。

• ロングタイプ

  

  手首部分の露出を防ぐロングタイプです。

• ホコリや糸くずの発生を抑える

  

  長繊維を採用しているため、手袋からのホコリや糸くずの発生を抑えます。
  裾部分は、ほつれを防ぐオーバーロック加工を施しています。

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金属・ガラス関連業におすすめ

鉄板・ガラスなどの運搬や加工作業では、取り扱いを誤ると、重大な切創事故につながる恐れがあります。
そこで、着用感やグリップ力（高いスベリ止め効果）などの作業性に優れた耐切創手袋がおすすめです。

耐切創強度とやわらかい使用感を実現

ごく細いステンレスワイヤーを用いた混合糸を採用しているため、耐切創強度がありながらも、やわらかく作業性に優れています。

優れたグリップ力

手のひらに天然ゴムをコーティング。特殊スベリ止め加工で、優れたグリップ力を発揮します。
天然ゴムを手のひらにコーティングした、通気性に優れた背抜き手袋です。
手首部分までカバーできるよう、手袋全長を長めに設定しています。
繊維部分は、視認性の高い蛍光色を採用しています。

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運輸・倉庫関連業におすすめ

ダンボールの取り扱いや、鋭利なものによる切創事故が発生しやすい業種です。
グリップ力に優れた耐切創手袋がおすすめです。

耐切創レベル5を実現

「S-TEX KV3」はステンレスワイヤー糸とアラミド繊維を組み合わせることにより、耐切創レベル5を実現しながら、ゴワツキを抑え、やわらかく手にフィットします。

• 優れたグリップ力

  

  天然ゴムの特殊スベリ加工により、重量のある鉄板などもしっかり持てます。

• 長時間の作業でも疲れにくい

  

  人間の手の自然な形に近い立体成型で、長時間の作業でも疲れにくくなっています。

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