さまざまな感染症から身を守るために、手洗いは大切。だけど、手が荒れやすくなってしまうが困りものだよね。そこで欠かせないのが、ハンドクリーム。
「でも、お店に行くとたくさん種類がありすぎて、どれを選べばいいかわからないよ~」
たのくん、店頭にずらりと並ぶハンドクリームに圧倒されちゃった。
「どう選べばいいの~?」
ハンドクリームの選び方のポイントは、「成分」「使用感」「使い方」「香り」の4つ。それぞれのポイントについて、説明するね。
保湿力を求めるなら、ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなどの保湿成分が配合されているものを選ぼう。手荒れが進んで、ひびやあかぎれがあるなら、グリチルリチン酸ジカリウムやdl-カンフル、グリチルレチン酸といった、炎症を鎮める成分が含まれたものを。
商品パッケージの成分表は、配合量の多い順に記載されているから、目的の成分が最初の方に書かれているものを探すといいよ。※医薬部外品の場合は、成分表の記載が配合量順ではない場合もあります
しっとり、サラサラ、こっくりなど、ハンドクリームのテクスチャは多種多様。店頭にテスターが設置されている製品もあるから、いろいろ試して好みのものを探してみよう。
日中用には、ハンドクリームを塗ってもすぐに手を使えるよう、べたつきが残らない使用感のものを選んだり、就寝前にはクリームが長時間手を保護してくれるような、こっくりリッチなものを選んだり、使うタイミングに合わせて選んでもいいね。
いつ、どこで使うハンドクリームか、も選ぶポイントになるよ。
自宅で使うときは、たっぷり使えるボトル入りやポンプタイプのものが便利。塗れた手でも使えるものなら、家事の合間にサッとケアできるね。
持ち歩きには、かさばらないコンパクトなサイズ感のものを。片手で開けられるワンタッチキャップなら、歩きながらでも使えるよ。パッケージのデザインで選ぶのも、取り出すたびに気分が上がっていいかもね。
安らげるラベンダーの香り、リフレッシュできるレモンの香り、華やかなバラの花の香り……手を動かすたびにふわりと漂ってくる香りも、ハンドクリームの大事な選択ポイント。
中身は同じハンドクリームだけど、香りのラインアップが豊富なシリーズもあるから、お気に入りの香りを探してみよう。もちろん、香りが苦手な人には、無香料の製品もたくさんあるよ。
たのくん、これでお気に入りのハンドクリームを見つけることができるかな?手洗いのあとはしっかり保湿して、手荒れ知らずで過ごせるといいね!