たのくんのオフィス用品豆知識

オフィス用品の豆知識を紹介していくよ♪

ゴムじゃないのに消しゴム?


鉛筆やシャープペンでメモをとったり、勉強するときに、なくはならないのが消しゴム!デジタルデバイスが増えた現代でもなくならない、定番アイテムだね。


消しゴムには、大きくわけて2つの種類があるのを知っている?消しゴムの元祖である、天然ゴムでできた「ゴム字消し」と、現代で主流となっている「プラスチック字消し」があるんだよ。正しい表記は、消しゴムではなくて「字消し」なんだ。


「プラスチック字消し」は文字通り、プラスチックでできているから、「消しゴム」と呼ぶのはちょっと違うんだよね。でも、昔からの名残りで、今でもそう呼んでいるんだよ。


さて、消しゴムが生まれたのは 18世紀のイギリス。1770年に、酸素の発見者でもあるイギリスの化学者ジョセフ・プリーストリーが、天然ゴムで鉛筆の文字を消せることを見つけたのが起源なんだ。ちなみに、鉛筆ができたのが1560年代。消しゴムが発明されるまで、200年近くものタイムラグがあったんだよ!それまで人は、パンで文字を消していたんだって!今でも、デッサンではこの「パン消し」が使われることがあるみたい。パンならではの、繊細な表現が出せるそうだよ♪


天然ゴムの消しゴムが生まれたのはイギリスだけど、プラスチックの消しゴムを作ったのはどこか知ってる?それはズバリ、日本なんだ!1959年にシードゴム工業(現・株式会社シード)が世界で初めて開発し、やがてプラスチック製が主流となっていったんだよ。最近では、スティック型や電動型のものが登場したり、消しゴムってまだまだ進化している感じ!便利な消しゴムには、日本の技術力がつまっているんだね♪