たのくんのオフィス用品豆知識

オフィス用品の豆知識を紹介していくよ♪

大学ノートの「大学」ってなに?


何かを書き留めるとき、パソコンやスマートフォンを活用することも増えてきたけれど、充電残量を気にせず、どこでも使えるのはノートだね。昔は大学ノートを教科ごとに用意して毎日学校で勉強したものだな〜♪


ところで、定番の「大学ノート」……この「大学」ってなんだろう?今回は、大学ノートの謎を調べてみたよ♪


「大学ノート」が登場したのは1884年(明治17年)のこと。東京大学の前にあった文房具屋「松屋」で取り扱ったのが最初といわれているよ。イギリスの「フールスキャップ」という上質な紙を輸入して、手作りで製本して販売していたんだ。当時はとても高価で、大学生ぐらいに学問ができないと使えないということで、「大学ノート」と呼ばれるようになったという説があるんだ。


ちなみに、大学ノートを売り出した「松屋」は原稿用紙も作っていたんだよ。愛用していたのは、あの芥川龍之介!現存する原稿も、松屋製のものが多く残されているんだ。松屋は昭和30年に解散してしまったけれど、日本の勉学や創作活動に貢献してくれた文房具店といえそうだね!


いまでは手頃な価格で、上質なノートが手に入るようになった日本。あたりまえだけど、昔はノートがない時代もあったんだよね。上質な紙づくり、ノートづくりに注力してくれた人たちがいてくれたおかげで、ぼくたちはノートで学べるようになったんだ!そう思うと、いつもより勉強に身がはいるというもの。勉強に日常生活に……便利で書きやすいノートを活用しようね!