たのくんのオフィス用品豆知識

オフィス用品の豆知識を紹介していくよ♪

ホッチキスさんが作ったホッチキス?


紙の資料をとじるときの必需品……それはホッチキス! ホッチキスには、実は様々な呼び名があって、JIS規格(日本工業規格)では「ステープラ」、NHKでは「ホチキス」、そして英語圏では「ステープラー」と呼ばれているんだ。でもやっぱり、「ホッチキス」の方が馴染みがある気がするよね。


では、日本ではなぜホッチキス呼びが広まったんだろう?


ホッチキスが初めて入ってきたのは1903年のこと。伊藤喜商店(現イトーキ)がアメリカ E・H・HOTCHKISS社製のステープラーを輸入販売したんだ。その製品に「HOTCHKISS No.1」と刻印されていたことから、一般名称として広まったのではないかと考えられているんだよ。


ちなみにホッチキスの発明者は、「機関銃を発明したベンジャミン・B・ホッチキスではないか?」「その弟のエーライ・H・ホッチキスではないか?」 など諸説あるけれど、真相はわかっていないらしい……。


そんな謎多きホッチキス。最近では「針なしホッチキス」が登場しているよ。紙に切れ込みをいれて折り込むことで針なしを実現しているんだ。紙に圧力をかけて止めるプレスタイプもあるんだよ。ほかにも、110枚の資料を0.5秒でとじることができて、4000回連続で作業可能な電子ホッチキスもあるよ。大量の資料準備にどんとこいだね!


呼び方が色々だったり、発明者が謎だったり、案外ホッチキスって掴みどころがない(?)文房具だけど、事務作業の頼れるアイテムだよね! 最新情報をチェックして、使いやすいホッチキスを探してみてね♪