ペットボトルで手軽に緑茶を楽しんでいる方は多いと思いますが、どの緑茶を選ぶかは種類が多くて難しいのではないでしょうか。
「急須で入れたお茶にはにごりがある」というフレーズでもおなじみの【綾鷹】は長年の研究開発を経て、たくさんの人の本当においしいお茶をペットボトルで作りたいという思いから誕生した「にごり緑茶」の先駆者です。
今回は【綾鷹】開発秘話の最終話をご紹介いたします。
2015年8月3日掲載
2020年2月掲載商品更新
新しい緑茶飲料の開発は上林春松本店の協力の元、さらに前進します。
渋味、苦味、香りなどのバランスを調整して、急須で入れたような味わいへと近づいて行きました。
このプロジェクトを実現するためには『3つのこだわり』がありました。
合組とは茶葉の特長を生かしながら組み合わせていく伝統の技です。
素材と素材を組み合わせることで、それぞれの茶葉が持っている以上
の味わいを引き出すことが出来ます。
上林春松本店の長い歴史の中で磨きぬかれたこの「合組」の技術に
もとづき、吟味された茶葉と抹茶を使用することで、緑茶飲料は
味わいに深みを増していきました。
従来のペットボトルの緑茶飲料は、製品の安定性を重視して
透明な液色で製造していました。
したがって、なんでもいいからにごらせるということは工場では
できません。にごりの元となる「抹茶の管理」こそが「にごり」
製造の重要なポイントとなったのです。
抹茶の品質が安定しないと、ラインフィルターや充填機に抹茶が
詰まったりして、製造が止まってしまいます。
また、製造後にラインを洗浄する際にこびりついた抹茶が落ちない
という問題もありました。
何度もテスト用のラインで検証を重ね、異物と区別ができ、
加熱殺菌の工程で焦げ付かず、充填時に目詰まりもしない
新しい緑茶のための抹茶を模索し続けました。
そしてついに「抹茶の風味を落とさず」「抹茶の粒子を一定に
揃えて」抹茶を挽くことに成功したのでした。
あらゆる課題を解決し、いよいよ新しい緑茶飲料誕生に向けて
最後に残ったのが上林氏との「茶葉認定式」でした。
茶葉認定式とは、製造で使用する原材料の品質や味わいを
確認する、商品開発の最終段階と言える重要な会議です。
製品企画部門、研究開発部門がそろい、緊張の中で認定式は
始まりました。
上林氏は、目の前に並ぶ原材料の茶葉に
湯を注ぎ、茶葉から抽出した液色を見つめ、
口に含み味わいを確かめます。
全員がその様子を緊張した様子で見守っていました。
そして、一呼吸置いたあと、上林氏の表情が和らぎ
ひとこと「いいですね」と言った瞬間、
張り詰めた緊張の糸がほぐれほっとした空気が流れました。
「いいですね」その一言にすべてが込められていました。
こうして製品化へ向け着実に歩みを進めてきた新しい緑茶飲料ですが、最後に悩んだのは【ブランド名】でした。
この全く新しい緑茶飲料の名前としてふさわしいものが、どうしても思いつかず悩んでいる中で、チームメンバーの一人が上林春松本店の1つのエピソードを思い出します。
それは江戸末期に上林春松本店が幕府に納める茶葉を使って密かに開発した新しいお茶のことでした。
このお茶のおかげで上林春松本店は幕府が倒れた後も、生き残ることが出来たのです。
そのお茶の名前こそが【綾鷹】でした。
伝統を重んじながら、革新的に発想し、新しい挑戦を続けてきた上林春松本店の精神を表しているともいえるお茶の名前【綾鷹】こそ、新しい緑茶飲料のブランド名にふさわしいと誰もが納得したのでした。
こうして、綾鷹は2007年10月に発売が開始されました。
当初予定していた春から半年遅れの発売でした。
「急須で入れたお茶にはにごりがある」というCMとともに世間に受け入れられた綾鷹は「にごり緑茶」という新しい市場を創り上げました。
上林氏は当時を振り返って「ペットボトルでそこまでできるとは思っていなかった」と語っています。
「これが手軽に飲める時代が来たのか」と感動とともに脅威すら感じたそうです。
綾鷹の発売はまさに、【古い伝統】と【新しい挑戦】が形になった瞬間でした。
開発担当者は、綾鷹発売後に「にごり緑茶」市場が広がり定着したことについては「しめしめと言う感じ」と喜びを感じていました。
上林氏も「成功例として認められたということ」と喜びを感じるとともに「簡単にはまねできない」という自負もにじませ「長年愛してもらえる商品になった」と実感していました。
綾鷹の誕生は、当時誰も想像しなかった新製品開発に挑戦したプロジェクトチーム全員の情熱が実現したまさに【伝統】と【革新】の新しい形の実現となりました。
こだわりぬいた本格的な緑茶がいつでもすぐに飲めるのは、
これだけ開発に情熱を注いだ人たちがいたからなんだね。
自分では、急須でお茶を入れることがない人でも「綾鷹」をストックしておけば
急な来客でもすぐにおいしいお茶を出せて好印象間違いなしだね。
涼しい場所では温めてお出ししても、香りがたっておいしく飲んでもらえるんだよ。
綾鷹の旨みを味わうためにペットボトルを振るのを忘れないでね♪
価格ご相談商品です。
お問い合わせフォームまたはお電話にてお問い合わせください。
## #if($userLoginDto.isLogin() && $userLoginDto.propertyEquals("hojinKojinKbn", "1")) ## お問い合わせフォーム ## ## #else ## お問い合わせフォーム ## ## #end ##
##お申込番号 | 763-6264 |
---|---|
メーカー型番 | アヤタカ 280MLペツト |
販売単位 | 1ケース |
お申込番号 | 969-8093 |
---|---|
メーカー型番 | アヤタカ 300MLペツト |
販売単位 | 1ケース |
お申込番号 | 760-7585 |
---|---|
メーカー型番 | アヤタカ525ML |
販売単位 | 1ケース |
お申込番号 | 463-5716 |
---|---|
メーカー型番 | 052452 |
販売単位 | 1ケース |
お申込番号 | 769-7876 |
---|---|
メーカー型番 | 43363 |
販売単位 | 1ケース |
お申込番号 | 966-5309 |
---|---|
メーカー型番 | アヤタカ2Lペツト |
販売単位 | 1ケース |
お申込番号 | 767-1586 |
---|---|
メーカー型番 | アヤタカ チヤバノアマミ 2Lペツト |
販売単位 | 1ケース |